Thunderbird を使ってみる (2)

メーラを Mew -> Thunderbird に乗り換えても生きて行けそうな気がしてきた今日この頃.

INBOX 以外の未読メールを表示する

一部のメールは  IMAP サーバ側に配信された段階で,ルールを書いて振り分けしてるんですが,その未読状況も知りたいので調べてみた. 『環境設定」->「詳細」->「一般」->「設定エディタ」と辿ると,「高度な設定」的な設定パラメータのリストが編集できる.
  • mail.server.default.check_all_folders_for_new を true に (INBOX 以外の新着を確認)
  • mail.notification.count.inbox_only を false に (INBOX 以外の未読数を数える)
これで,INBOX 以外のフォルダにある未読メールが表示されるので,未読フォルダが使えるようになりましたー.

購読していないフォルダも表示する

最近ちゃんと読んでいる ML だけを購読するようにしていたが,やっぱり漏れがあったり,多すぎてチェックが面倒だったりしたので,サーバにある全フォルダを表示することにした.全部表示されると多いなぁ… と最初は思ってたけど,未読フォルダ表示でメールを処理するのに慣れたのと,Nostalgy アドオンでフォルダへの移動が簡単になったのも大きいな. 「ツール」->「アカウント設定」->(各アカウントの)「サーバ設定」->「メッセージの保存」->「詳細」ボタンを押して,「購読しているフォルダのみ表示する」のチェックを外せば OK.

メールヘッダを編集する

受信メールのヘッダを編集したいなと思って調べたら,Header Tools Light というアドオンが見つかった.IMAP サーバにあるメールも編集できるので便利.

スケジューラーを Lightning に引っ越し

個人的環境乗り換え月間なのd(ry スケジューラも,今までは mhc on Emacs を使っていた. 仕事関係のスケジュールに関しては使うシステムが決まっているので,仕事以外の予定だけを手元に入れて,休暇や早めに帰る日の予定だけを時々手動で転記.たいした量ではないので,これに関しては今後も同じでいいだろう. プライベートな予定も,過去のものを移すことを考えなければ(笑)10件前後だったので,とりあえず新しいスケジューラを試用してみることにした. メールで予定がくることが多いので,メーラとスケジューラがくっついていれば使いやすいと考えて Thunderbird のアドオンを探してみると,Lightning というスケジューラを見つけた.Google Calendar との連携もできるらしい.Google Calendar は全く使っていなかったので,これを期にそちらも使ってみればいいかな… ということで,まずは気軽に乗り換えることに.

Lightning のインストールと設定

Thunderbird のアドオンなので,アドオンメニューから検索してインストールボタンを押すだけでインストールされる.Google Calendar との連携には Provider for Google Calendar というアドオンも必要ということで,そちらも一緒にインストール. 必要な設定は表示周りぐらい.自分の生活パターンに合わせて,デフォルトの表示範囲などを調整.

Lightning を使ってみる

表示メニューからカレンダーを開くと画面が出て,ダブルクリックすると入力窓が立ち上がる.特に考えなくても使えるので,このあたりは省略. Google Calendar とのデータ連係は,カレンダー一覧から右クリックして「新規カレンダー」を選択.「ネットワークのサーバに保存する」から「Google Calendar」を選択.カレンダーの URL は,Google Calendar の設定画面から取得できる. 限定公開 URL の方を入れても Google アカウントのパスワードを聞かれる… という謎な挙動があるが,下記で固有のパスワードを生成してからそれを入力したらうまく読み込めた. そのカレンダーに対して予定を入力すると,Google Calendar にも予定が反映されることを確認. デフォルトのカレンダーはからっぽなので,Google Calendar の「日本の祝日」なども追加しておくことにする. calendar-sample

微妙な点

おおむね問題なく使えているけど,一部問題が. 移動した後なんかに,カレンダー表示がからっぽになっていることがある.何度かあるけど再現性は不明.とりあえず,ネットワーク的に切れた後に戻らない雰囲気. Thunderbird を立ち上げ直せば復帰するので気にしないことにする方向で.

Thunderbird を使ってみる (1)

引き続き個人的環境乗り換え月間ということで,Emacs に依存しすぎている自分の生活を見直す活動(笑).今回はメール環境を Mew から Thunderbird に引っ越してみることにした.

下準備

以前に POP から IMAP への乗り換えは済ませていたので,メーラを乗り換えるのは比較的簡単.ローカルに置いてあるファイルだけをなんとかすればいい.

ざっと調べてみると,直近の送信済みメールと下書きぐらいだったので,それぞれ IMAP サーバに前もって転送する.下書き(draft)は,そのまま転送したら上手くいかなかったので,いったん自分にメールして対処^^;.まあ,一度だけだし…

アドレス帳は,まったく使っていないわけではなかったけど,そんなにメンテナンスもしていなかったので移行は考えず.

下準備はこんな感じで.手元の環境をすぐに消すわけではないので,えいやっと乗り換えてみて,あまりに困ったら戻ればいい.

インストール & 基本設定

Thunderbird でぐぐってインストール.実は Windows には,端末故障なんかの緊急時用にインストールして設定までしてあるんだけど,Mac 版はダウンロードするのも初めて.

しかし,たくさん使われているパッケージだけあって,特に何事もなく終了.

IMAP サーバに繋ぐための設定も,インストラクションがあるのでそのとおりに… と思ったら,「完了」ボタンを押してもサーバに繋がらない旨のメッセージが出てうまくいかず.いったん抜けて,間違いつつも保存されていた設定をいじったら繋がるようになった.このあたりはサーバ設定も含めた環境との兼ね合いもあるので,詳細は省略.

メールの送受信を確認して動作確認は終了.

使っているフォルダをざっくりと「購読」する.いまどきフォルダわけもなぁ… と思いつつも,ML なんかはすでに振り分け設定も持っていたりするので,当面はいままでを踏襲することに.そのうちなんでもアーカイブ + タグ(ラベル?)付け + 検索フォルダでの運用も試してみたいところ.

メッセージフィルタを設定

迷惑メールはサーバ側で別フォルダに移動されるが,その他,普通のメール振り分けは,手元のメッセージフィルタ設定を使う.

任意のヘッダ文字列でひっかけて,該当するメールをフォルダに移動.未読マークの処理も記述できるので,振り分け後に「未読フォルダ」に表示されるかどうかをコントロールできる.

このあたりは今までよりも柔軟になるし,要チェックのメールには「スター」が,チェック必須なフォルダには「お気に入り」がつけられるので,見落としの危険性はむしろ減りそうな気がする(笑).

条件にマッチするメールを検索して表示する,検索フォルダを作成する.

「ファイル」->「新規作成」->「検索フォルダ」で,特にはまることなく作成できた.

対象フォルダがひとつずつしか選べないのが困ったところ.全部を対象にする検索フォルダを作るためには,「SavedSearchThemAll」アドオンを入れるのが簡単だった.

細々と設定

そんなにメモを取らなかったので,覚えている範囲で列挙^^;

  • フォントサイズを少し小さめ(11pt)に変更.
  • 下書きの保存間隔を1分に
  • 迷惑メール判断を解除
    • サーバ側で判定しているので,それだけを利用することにした
  • マスターパスワードを設定
  • アドレス帳に登録済みでも,メールアドレスを表示するように変更
  • ~/.signature を読み込むように設定
  • 「下書き」「送信済み」などは IMAP サーバに保存する
  • メッセージの保管で「アーカイブ」を使う
  • HTML 形式でのメッセージ編集はしない

アドオンを追加

ぐぐって,おすすめされていたり気になったアドオンを追加.

  • Display User Agent
    • User Agent からアイコンを出す.絵が見えるとけっこういい.
  • Folder Pane View Switcher
    • 未読フォルダなどを簡単に切り替えるボタンを表示する.メニューから選ぶのは面倒だったので,入れたら楽になった.
  • Nostalgy
    • メールのフォルダ移動などをキーボードでできるようになる.ドラッグアンドドロップしたり,フォルダリストをマウスでたぐったりしなくてよくなるので便利.
  • QuoteCollapse
    • 引用を短縮表示.最近は末尾にだらだらと長い引用をつける人が多いので,表示が縮められるのは嬉しい.
  • SavedSearchThemAll
    • 検索フォルダの検索対象を全フォルダに拡張する.指定してあるフォルダのサブフォルダが全て検索されるようになる.対象フォルダをぷちぷち地道にクリックする必要がなくなるのでとても便利… というか,サブフォルダ全部,ぐらいは標準で用意して欲しい.
  • SlideShow
    • 添付ファイルをスライドショー的に見れる.
  • XNote++
    • メッセージに付箋を貼り付けて保存する.らしい.まだ使ってみていない.
  • 後で送信
    • メールを時間指定で送信する.まだ使ってみていない.使いそうな気がしたので入れてみたが,やっぱり使わないように思えてきた… ^^;

使い方

今までは,

  • すべてのメールはいったん INBOX へ (迷惑メールを除く)
  • 処理していないメールは INBOX に残す
  • 処理したメールから保存用のフォルダに移動する

という感じでメールを処理していた.

今回環境を引っ越したので,当面はとりあえず下記のような感じで生活してみようかと.

  • 届いたメールはフィルタでフォルダに振り分ける
  • 未読フォルダ機能を使って,必要そうなメールを読む
  • INBOX のメールは,フォルダ振り分け,アーカイブ,削除などで速やかに処理する
    • 返信や何らかの処理が必要なメールには「スター」をつけて振り分ける
  • 「スター」付きメールを一覧する『検索フォルダ』を作って,定期的にチェックする.