WordPress を Markdown 書式で更新する (1)で Markdown 書式を HTML にできたので,それを WordPress (この blog) に投稿する手順を調べてみた.
Weblogger Mode をインストール & 設定
まずは,プログラムから投稿するために WordPress の XML-RPC インターフェースを有効にする.Wordpress なので設定メニューをクリックするだけで OK.これは org2blog を試したときにやってあったので,今回は省略.
Emacs から WordPress への投稿についてググってみたところ,Weblogger Modeを使えばいいらしいので,インストール & 設定してみる.
上記ページを参考に,weblogger.el をダウンロードして site-lisp ディレクトリに放り込む.
;; weblogger (require 'weblogger) (global-set-key (kbd "C-c b") 'weblogger-start-entry)
M-x weblogger-setup-weblog RET
を実行すると,設定が必要な項目を順番に聞かれるので入力していく.
これで Weblogger Mode の設定は終了.
記事の投稿
M-x weblogger-start-entry RET
で投稿エントリを作成開始.次のような感じで,記事のヘッダが入ったバッファが表示される.
Subject: blog 記事のタイトルを入力 Keywords: 記事のタグを入力? (試してない) Date: 日付文字列 From: 投稿者 Newsgroup: 投稿する blog 名称 --text follows this line--
Subject:
と Keywords:
以外はデフォルト値が入っているので,だいたいは Subject:
だけ入力している.どうも Date:
フィールドでタイムゾーンがうまく扱われていないらしく,投稿後に確認すると9時間ずれている.ググってみると +0900
をつけたらうまくいったという記述も見かけたんだけど… とりあえず,投稿日付は編集したいことが多いので気にしないことにした.
本文は Markdown から生成した HTML を C-x i
で読み込む.そのままだと HTML ヘッダも含まれてしまっているので, <body>〜</body>
の中身だけ残して削除.このへんもちょっと elisp を書いたら対応できそうではあるけど,記事の HTML をいちおう確認して投稿したいので手動対応で.書くの面倒だし(ぉぃ).
いくつか記事を作って試してみて,下記のルールで書けばそのまま張り込めそうということがわかった.
- 見出しは ### (h3) 以下のレベルを使い,必ずなにかのタグ
[tag]
をつける - コードブロックは
<p>[コード]〜[/コード]</p>
で囲む- あまりスマートじゃないけど,SyntaxHighlighter で使う
[コード]
は HTML タグじゃないからしょうがない…
- あまりスマートじゃないけど,SyntaxHighlighter で使う
ちょっと手作業が入るけど,ブラウザの入力窓で書くのと比べたら断然楽だし,手元に元ファイルが残るので,しばらくこの手でいくことに決めた.最近の数エントリは実際に上記の手順で更新してます.