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WordPress を Markdown 書式で更新する(1): markdown-mode.el

いいかげん放置状態の日記もなんとかしないとなぁ… と思い立つ。

更新がどうしても滞るのは、書くのに手間がかかるから… いや、本文を書くのに時間がかかるのはしょうがないんだけど、それ以外の部分は簡単にしたい…^^;

なによりも筆が、いや、指が重くなるのは Web の Form から入力する部分。 それであれば Emacs から更新できればいいよなーと。 そう思って、以前 org2blog というものを試してみたことがあって、これはこれでちゃんと更新はできところまではやったんだけど、org-mode の書式に慣れることができずに頓挫 orz。

それぞれに利点があるのは分かるんだけど、Wiki にしてもそんなにたくさんの書式は使い分けたくないよ…

そこで今回は、自作のシステムで使ったのでちょっとなじみがあり、github でも使われている Markdown 書式を使って更新することにした。

markdown-mode.el のインストール

まずは markdown-mode.el を使えるようにする。 下記のページから markdown-mode.el をダウンロード。

Markdown 記法を解釈する外部コマンドとして呼び出すプログラムは、Markdown 記法と上位互換の MultiMarkdown を利用する。 ほとんどのものは元の Markdown 記法で足りるけど、表などの拡張が入っているので、それも使えるかもしれないというもくろみ。 こちらは MacPorts にあったのでそれを利用。

sudo port install multimarkdown

Emacs の設定ファイルに下記を記述。

(autoload 'markdown-mode "markdown-mode.el"
   "Major mode for editing Markdown files" t)
(setq auto-mode-alist
   (cons '("\\.md" . markdown-mode) auto-mode-alist))
(setq markdown-command "/opt/local/bin/multimarkdown")

拡張子 .md でファイルを開くと markdown-mode が起動する。

Markdown 記法でドキュメントを書いて C-c C-c m すると、別バッファに HTML コンバートした結果が表示される。

C-c C-c e すると、拡張子を .html にしたファイルをカレントディレクトリに出力する。